2014年9月16日火曜日

アニメ制作における3D表現は、 作画による2D表現の代替になりうるのか【2】

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2Dアニメと3Dアニメ、それぞれの特性を考察するに当たり、先ずはアニメ技術の歴史を研究すべきである。

海外では何故、技術革新から一気に3Dアニメへと移行していったのだろうか。
日本は何故、今も2Dアニメを作り続けるのだろうか。

2014年9月12日金曜日

アニメ制作における3D表現は、 作画による2D表現の代替になりうるのか【1】

日本を代表する産業のひとつに、アニメがある。
――このブログを開設するに至った所以であり、今さらではあるが。

一時期はジャパニメーションなどと呼称され、我が国の専売特許と云うに相応しいコンテンツであった。しかしそういった図式は現在、崩れつつあるのだ。

このブログを続けるにあたって、この研究は避けては通れない。
私なりの答えをこの場で提示させてもらう。

2014年9月9日火曜日

近年のアニメのプロモーション戦略【3】

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アニメをプロモーションする上では、そのアニメを試聴するのがどのような層なのかを深く研究することが重要である。深夜アニメが多様化するに辺り、ファン層も多様化しているのだ。
この層を読み違えては、逆効果のプロモーションになってしまうのである。

ここでは過去の具体例を比較してみる。

2014年9月5日金曜日

近年のアニメのプロモーション戦略【2】

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プロモーション戦略の王道的手段のひとつに、聖地に観光客を呼び込むというものがある。
アニメファンは現実に存在するその地を訪れることで、疑似的にアニメキャラと同じ景色を見ることができる。これをひとつの売りにすることで、話題性が上がり現地でグッズを売れるアニメ会社と、ファンがお金を落とす地元住民の双方に利益をもたらす狙いである。
――『新世紀エヴァンゲリオン』の箱根や、『らき☆すた』の鷺ノ宮神社などニュースに取り上げられるほど発展したものも少なくない。

これらは、アニメ内の情景描写が現実に忠実であり、ストーリーと土地の絡みが深いほど好まれる傾向にある。現在ではこの聖地効果を見込んで制作されるアニメもあるほどである。
それぞれ例を挙げて、どのようなプロモーションが効果的なのか見てゆこう。

2014年9月4日木曜日

『Let It Go』吹き替え論争【5】完

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前回までは、ネット上のあちこちで散見されるような、「『ありのままで』は誤訳ではないのか」という立場に立って考察してきた。
しかし、『Let It Go』の映画内での役割からこの歌詞をあてがったのではないのだろうか、というもう一つの視点こそが私の感じたところであり、ここにまとめる。


2014年9月3日水曜日

近年のアニメのプロモーション戦略【1】

ここ数年、深夜アニメはCMの他、ご当地イベントや電車のラッピングなど、大衆の目につきやすい大規模なプロモーションを行っている。
この記事では昨今のアニメ業界で行われているプロモーション戦略を研究してみよう。

2014年9月2日火曜日

『Let It Go』吹き替え論争【4】

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さて、前回の歌詞を見比べてもらったところで、そろそろ本題に入る。
いまさら重箱の隅をつつくような翻訳違いの考察をしても仕方がないので、自分が強く気になった点だけを幾つか抜粋することにする。